ポケモンについて

パクリこそ上達の最短ルート

【S13使用構築】マンマンポリポリ構築(マンマンガルド)【最高・最終2012 / 150位】

はじめに

こんにちは。こねるみからと申します。USMシーズン12よりシングルレートに復帰しました。知っている構築や構成がまるっきり環境から消えていて驚きの連続でしたが、なんとか今季で2000に到達することができたので、構築記事をしたためることにしました。2100を目指していたので正直この結果には満足はしていませんが、まだまだ環境読みやベストな立ち回りのための経験値・知識が足りていないなと実感したので、禊の意味でもこの構築を記事に落としたいと思います。S14は2100に到達できるようがんばります。

 

使用構築の紹介

f:id:connlumicolo:20190108202017p:plain

以下常体

マンマンガルドからアレンジを加えて行き着いた、マンマンポリポリというなんとも淫靡な響きの並び。

特殊みがはねマンダ + 襷マンムー + HB弱保ガルド の3体に、きつい特殊全般を任せられる生意気HDポリ2と受けサイクル崩し用のポリZ、サポートを兼ねた攻めの補完役にミミッキュを突っ込んで完成した。(という経緯ため、ポリポリの2体が並ぶ形になったのは偶然であり、特にこの2体に強い補完の関係があるわけではない)

構築経緯 

私自身の問題として、USM環境での戦い方や「並び」に関する知識が足りないなぁと感じていたため、有名強者さんがS12で使っていた構築記事を読み漁っては片っ端から使ってみたり、時にはキャスを観てパーティを見様見真似でパクったりして、しっくりくる構築を探すことから始めた。いろいろ使ってみて、やんこぽけさんの「マンマンガルド」構築を詰めて使うことに決めた。理由は、ベーシックな並びのカバマンダガルドに強く出られると思ったことや、戦い方・各ポケの役割がやんこぽけさんの記事で体系化・明確化されていて素人の私にも扱いやすかったため。

※以下に参考にした記事を引用します。やんこぽけさん、引用許可ありがとうございます

マンマンガルドという軸について - Wanna be the Biggest Dreamer

こちらの記事の「マンマンガルドフーディンミミゴーリ」の6体から使い始め、自身のプレイングスキルや思考特性に合わせて改築していった。崩し枠にポリZを、ゲコをはじめとする高速アタッカーをいなす枠にポリ2を採用。これに合わせてミミッキュをシャドクロ影打ち剣舞電磁波の構成にしたところしっくりきたので、この並びで最終日まで特攻していた。

個体の紹介

f:id:connlumicolo:20190108214147g:plain

メガボーマンダ@メガ石
性格:臆病
特性:威嚇→スカイスキン
実数値:171(4)-×-150-172(252)-110-189(252) ※メガ後の実数値
技:ハイパーボイス/大文字/身代わり/羽休め

ハイボ+文字の特殊みがはねマンダ。文字は途中、命中不安を嫌って放射にも替えたが、当てないよりも削り切れないで負けることの方が多かったので文字1択だなと思った(特に対カグヤグロスクチート)。

電気への打点に竜星群、ミミッキュリザの対面突破や受けサイクル崩しに破壊光線も欲しいと思った。が、構築全体で打点が限られるガルドやカグヤに対し、みがはねは毒・Z・宿り木などあらゆる型への安定択になるため、それ以上に欲しかった。交換・状態異常撒き・不意打ち択などでも、相手目線で優先的には考慮しづらい一手として汎用的に使えた。

地面を透かせる唯一の枠であり、構築の軸・攻め駒の要ということもあり、選出率は1位。

f:id:connlumicolo:20190108215350g:plain

マンムー@気合いのタスキ
性格:意地っ張り
特性:厚い脂肪
実数値:185-200(252)-101(4)-×-80-132(252)
技:つららばり/氷のつぶて/地震/毒々

4枠目の技は、全体で重めなカビゴンポリ2に差したい毒。はたきで使っていた時もあったが、結局こちらに落ち着いた。言うまでもないが、みがはねマンダとの相性もよし。

コケコ入りやマンマンガルドには当然出す上、貴重な先制技持ちでもあるため活躍機会も多く、選出率は2位。

f:id:connlumicolo:20190108215655g:plain

ポリゴンZ@ノーマルZ
性格:控え目
特性:てきおうりょく
実数値:191(244)-×-106(124)-176(36)-108(100)-111(4)
技:さわぐ/シャドーボール/悪巧み/身代わり

低速受けサイクルを崩すのが仕事。他にも、巧みZで無理やりドランナットカグヤ辺りをふっ飛ばし、マンダと役割集中をかける的な戦い方が生きる場面もよくあった。

単純に崩すだけならゴーリなどの方が安定しそうだが、相手の選出や仕込まれた対策を読みきることが私には難しかったため腐りやすかった。そのため、最低限のサイクル参加ができ、対面でも戦える崩し枠を求め、採用に至った。

調整は拾いもので、HB:A特化ミミッキュZ確定耐え、A特化メガマンダの捨て身低乱数1発(18.7%)、HD:C特化レヒレのドロポンZ確定耐え 、C252ゲコのカノンZを最高乱数切り耐え。2巧みZで、輝石ラッキーが余裕で飛ぶ。身代わりで毒も回避(歌うはやめて)。出し方を間違えなければ、受けループには安定して勝てた。地味にテクスチャーZ型の存在が選出誘導にも繋がっているように感じた。

追記:S13終わって今更気付いたが、1巧み騒ぐでHDカバに81.8%〜96.7%、無振りカビに78.2%〜92.7%の与ダメ。追加効果で欠伸ループを切りながら、半分回復実を貫通して2ターンで処理が可能。このことを認識していれば、もう少し楽に立ち回れた…かも?ランドカビのステロ欠伸も増えてきているし、以後の環境でも使えそう。

選出率は6位だが、そこまで選出機会の多寡に差はないと思う。それくらいには出していた。

f:id:connlumicolo:20190108221536g:plain

ポリゴン2@進化の輝石
性格:生意気
特性:ダウンロード
実数値:191(244)-101(4)-111(4)-126(4)-161(252)-72
技:恩返し/冷凍ビーム/自己再生/電磁波

ゲココケコレヒレウルガリザY等、特殊全般に強く出られる生意気HD。特に、重くなりがちなヒトムレヒレの並びに1体で削りを入れ、マンダの攻撃圏内に押し込められるのが偉かった。

カグヤガルドナットドランなどに有効打がないので、こうしたポケがいる場合ピーキーな釣り交換が求められるところが若干安定しないものの、こちらのマンダガルドに打点を持つ相手の特殊アタッカーを完封してeasywinを拾った試合も多く、単純に強かった。相手の構築が、ポリ2マンダマンムーのサイクルを受け切ってきそうな並びや、鋼が複数いるような構築だった場合は選出を控えた。

選出率は5位。

f:id:connlumicolo:20190108223521g:plain

ギルガルド@弱点保険
性格:呑気
特性:バトルスイッチ
実数値:167(252)-71(4)-220(236)-72(12)-171(4)-72 ※シールドフォルム時の実数値
技:シャドーボール/影うち/キングシールド/聖なる剣

グロスガルーラは基本このポケで見ていた。これらに後出しする際は、交換読みの地震・炎パンを押しづらくさせるために、マンダからガルドに退く対面を作ることを心掛けた。

この型をよく見かけるようになったからか、ギャラがメガしなかったり、グライや舞メガバンギが抜群技を打ってこなかったりということもあり、だんだん立ち回りが窮屈になっている印象を受けたが、それでも強かった。

選出率は4位。

f:id:connlumicolo:20190108224411g:plain

ミミッキュ@ゴーストZ
性格:陽気
特性:化けの皮
実数値:131(4)-142(252)-100-×-125-162(252)
技:シャドークロー/影うち/剣の舞/電磁波

テテフとの対面やミミッキュミラーがあまりにも多かったので、相手の上を取れる陽気最速。体感95%くらいはこちらの方が早かった。テテフの処理も任せているので、選出画面で見えた場合は基本初手。リザに麻痺を入れる役割も持っているので、テテフリザの並びをどちらもいなして、後続と合わせて処理ルートを構築できるのが強かった。

先述のポリ2+αの選出では、ナットドランやカグヤドヒドなど鋼の絡んだサイクルパに手出しができないため、そこに風穴を開けられる舞霊Zで採用。呪いが無くても舞っておくことで起点回避になった。

呪いを切ったことで見づらくなったゴーリやビビヨンなどは、音技持ちのマンダ・ポリZや聖剣持ちのガルドである程度対処が利いたので、受けに回りがちなこの構築では攻め駒に転じられるこちらの構成の方が合っていた。

ポリゴン2では難しい構築相手に必ず選出する枠であり、率は3位。

おわりに

ここまで読んでくださってありがとうございます。前季のTwitterのTLで初めて、レート最終盤~構築記事祭りの盛り上がりを目の当たりにして、自分もこの輪の中に入りたいと強く思っていました。結果21には届かなかったものの、記事を書くなら2000以上とボーダーを考えていたので、こうして達成できてひとまずはほっとしています。正月休みを使ってポケモンに打ち込み、今まで身についていなかったものを得られた感覚はあるので、S14も引き続き2100を目指して精進します。